一般社団法人
全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会
NEWS
2026.08.03

【農水省】
「輸出された日本産農林水産物・食品の各国・地域における水際検査結果等」
の情報提供

今回は、農水省から「輸出された日本産農林水産物・食品の各国・地域における水際検査結果等」の情報提供です。

・・・・・・・【以下、農水省からの案内メール】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

農林水産省から、主な輸出先国・地域(以下「輸出先」といいます。) で最近公表された、日本産農林水産物・食品(以下「日本産食品」といいます。)の水際検査結果等についてお知らせいたします。

1.中国(日本産食品の違反件数27件、2026年5月)

・日本産食品の違反件数は全706件中27件(参考:2026年4月は全463件中38件)で、国・地域別で違反件数が多かったのは上位からエクアドル(207件)、サウジアラビア(43件)及びオーストラリア(42件)。

・日本の違反27件のうち、上海税関におけるものが22件で最多。

・公表されている不合格理由は、「賞味期限の食品安全国家標準不適合」が11件で最多。次いで「表示不合格」が7件。

≪注意≫

・中国では、10都県(福島、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、長野、新潟)から輸出されるすべての食品・飼料等(新潟県産精米を除く)について、輸入停止措置が講じられています(10都県以外については農水省HPを参照)。

https://www.maff.go.jp/j/export/e_info/attach/pdf/hukushima_kakukokukensa-85.pdf

・上記10都県以外で製造された製品であっても、10都県を通過したことを理由として、中国税関において輸入不可とされた事案が発生しています。輸出の際にはご注意ください。

・中国の輸入食品海外製造企業登録管理システム(国際貿易シングルウィンドウ)に登録されている製造者等の名称、住所等の情報と、産地証明書記載内容が正確に一致していないこと、また産地証明書の主要加工原料の産地及び経路が正確に記載されていないことを理由に通関が認められない事例が発生しています。証明書申請の際は、登録された情報と正確に一致していることを十分にご確認ください。 

また、「輸入食品海外製造企業登録管理規定」が改正され、海関総署令第280号として2026年6月1日より施行されていますのでご確認をお願いいたします。

https://www.maff.go.jp/j/shokusan/hq/kigyou_touroku4.html

・中国側より、中国食品安全国家基準に適合しない原材料及び添加物の使用など、製造加工工程に問題のある一部の食品生産企業について、当該企業からの輸入を一時停止するとの通達がありました。輸出にあたっては上記国家基準及び関連法令を再確認のほどお願いいたします。

(ご参考:中国海関総署輸出入食品安全局HP)

http://jckspj.customs.gov.cn/spj/xxfw39/fxyj47/4677516/index.html

2.台湾(日本産食品の違反件数6件、2026年6月)

・公表された46件の違反のうち、日本産食品の違反件数は6件。内訳は、残留農薬基準超過3件(メロン2件(ニテンピラム、イプロジオン)、みかん1件(シアントラニリプロール))及びその他衛生項目基準超過3件(モクズガニ(ダイオキシン、ダイオキシン様ポリ塩化ビフェニル))。

≪注意≫

・日本産いちごの残留農薬基準値超過が頻発しているため、衛生福利部食品薬物管理署は来年2027年5月31日までの間、日本産いちごの輸入検査において全ロット検査(検査費用は台湾当局負担)を行っています。また、残留農薬基準値超過が確認された一部の事業者に対しては、上記期間に関わらず輸入申請者による検査経費負担での全ロット検査が行われています。

・日本産かんきつ(きんかん、うんしゅうみかん等)について、残留農薬基準値超過が確認された一部の事業者に対しては、輸入申請者による検査経費負担での全ロット検査が行われています。

・日本産メロンについて、残留農薬基準値超過が頻発したことにより、8月13日まで、抜き取り検査の強化 (抽出率の引き上げ) が行われています。なお、8月14日以降の措置については、台湾当局の発表をご確認ください。

・日本産モクズガニから基準値を超えるダイオキシン類が検出されたことを受け、2027年6月18日までの間、日本産「その他活カニ類」の輸入検査において全ロット検査(検査費用は台湾当局負担)が行われています。

(台湾衛生福利部HPダイオキシン規制に関する規定)

https://www.fda.gov.tw/tc/includes/GetFile.ashx?id=f637225381788191946

・2025年の不合格事案の発生状況を踏まえ、2026年は以下の日本産の品目について検査を強化することを発表しています。

(検査強化品目)

いちご、うんしゅうみかん、その他かんきつ類、メロン(以上、残留農薬基準違反)、乳幼児用菓子、冷凍いわし・にしん類小魚(以上、重金属含有量基準違反)

(台湾衛生福利部HP)

https://www.fda.gov.tw/TC/siteContent.aspx?sid=2409

青果物の継続的かつ安定的な輸出を推進していくため、輸出に取り組む事業者の皆様におかれては、台湾の残留農薬基準の確認・順守をお願いいたします。

(農林水産省HP:残留農薬基準値に関する情報)

https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/zannou_kisei.html

・このように青果物で残留農薬基準値超過が頻発しており、みなさまにおかれましては、台湾向けの生産方法を採用している園地から調達されるよう、改めて確認をお願いします。

3.香港(日本産食品の違反件数なし、2026年6月)

・同期間において、公表された違反はありませんでした。

≪注意≫

・輸入停止品の輸出や必要な書類の不備により、香港税関において輸入不可とされた事案が発生しておりますので、各輸出業者におかれては、香港側の輸入業者と十分に連絡をとり、適切に対応するようにしてください。

4.韓国(日本産食品の違反件数1件、2026年6月)

・食品医薬品安全処から公表された違反は1件。内訳は、保存料使用基準不適合(ラーメンスープ醤油)。

5.タイ(日本産食品の違反件数1件、2026年6月)

・同期間において、公表された違反はありませんでした。

6.米国(日本産食品の違反件数3件、2026年6月)

・公表された日本産食品の違反は3件。内訳は、不適切表示3件(米粉1件及びサプリメント2件)。

7.EU(日本産食品の違反件数1件、2026年6月)

・公表された日本産食品の違反は1件。内容は、残留農薬基準違反(緑茶)。

≪注意≫

ポーランド向けの緑茶・抹茶において残留農薬基準値超過による違反が高い頻度で検出されています。各輸出業者におかれましては、十分ご留意ください。

8.豪州(日本産食品の違反件数1件、2026年5月)

・公表された日本産食品の違反は1件。内容は、含有ヨウ素基準違反(昆布)。

≪注意≫

・中国、香港、韓国、マカオ、ロシアは原発事故に関連する輸入規制を措置しています。規制措置の内容、証明書の申請手続き等については、以下のページをご覧ください。

https://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/index.html

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以上

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