農林水産省農産局園芸作物課より、台湾における残留農薬基準値（クロルピリホス）の削除実施についてのお知らせがございましたので、共有いたします。以下案内文をご確認の上、台湾向けに青果物を輸出している事業者におかれましてはご対応願います。

———- 以下、案内文 ———-

台湾では、2019年に、クロルピリホスの適用作物から摂取量が比較的多い一部の品目を除外し、農薬としての使用を禁止しました。

台湾では、これらの品目に対するクロルピリホスの残留農薬基準値の削除（※）を２回に分けて実施することとされており、第１段として、本年８月18日（８月20日施行）にたまねぎやかんしょ等の品目の基準値を削除し、第２段として、来年に、りんご、なし（西洋なしを含む）、もも、かんきつ類等の基準値削除を速やかに行う予定とされています。

（※）台湾の残留農薬基準値は、ポジティブリスト制度を採用しており、基準値の設定がない農薬は「不検出」の扱いとなります。

台湾向けに青果物を輸出している事業者におかれては、上記品目を輸出する際には、予めクロルピリホスの使用の有無や残留の有無を確認いただくなどの対応をお願いいたします。

問い合わせ先：農産局園芸作物課輸出促進班
代表：03-3502-8111（内線4791）
ダイヤルイン：03-3502-5958