桜咲く春、日差しあふれる夏、作物が豊かに実る秋、雪深き冬ー。
日本ならではの「四季」と、日本人ならではの、ものづくりへのこだわりが生んだJAPAN QUALITY、
それが「日本のおいしい米」です。
米づくりは、決して簡単な作業ではありません。
日本人はその勤勉さ、正確さで、小さな苗を半年間かけて守り育て、厳しい管理のもとで米にします。
それをおいしいご飯に炊き上げて食べる。
その驚くべき秘密をご紹介します。
RICE豊かなる自然の恵み
雪解けの清らかな水が里を潤す春は、稲を田んぼに植える「田植え」の季節。小さな苗が、広い田んぼに整然と植えられていく様は、日本の風物詩でもあります。この日から収穫までの半年間、米生産者は、手間ひまを惜しまず、病害虫、台風などの天候の変化から、稲を守り育てます。秋、たわわに実り、頭を垂れた稲穂が黄金色に輝く「稲刈り」の季節。ていねいに大切に育てられた稲を収穫して、日本のおいしい米が誕生します。
RICE MILLING白く輝く美しき米粒
収穫した米を、透き通るような白米にするのが「精米」。米の風味を決定する非常に重要なプロセスです。はじめに厳しい品質検査を行い、安全な「もみ」を選別、その殻を取り「玄米」の状態にします。異物や色や形の悪い米粒を特殊な光線で判別し、空気で吹き飛ばして取り除き、磨きをかけて仕上げると白米になります。日本ならではの高い技術を駆使して、美しく、粒がそろった、高品質な白米は、「JAPAN QUALITY」の証明です。
COOKING GOHANおいしいごはんの炊き方
日本人の暮らしに豊かさと健康をもたらしてきた日本産米。おいしく、香しい「ごはん」を目指すなら「蓋の重い鉄の鍋と軟水のミネラルウォーター」を使うこと。そして、おいしさを引き出す研ぎ、米が白濁するまで水を吸わせること中火と弱火の調整を心がけ、最後に10分お待ちください。すると、鍋の蓋を取った瞬間、湯気とともに甘い香りがたちこめて、幸福な気持ちに包まれます。
GOHAN変幻自在の和食の根幹
美しく磨き上げられた白米は、ふっくらとした艶やかな「ごはん」となります。甘く、瑞々しく、香ばしい、極上のおいしさをもつ「ごはん」。またその味わいと食感は、和食はもちろん、洋風、中華、カレーなど世界の多彩なおかずと相性良く合わせることができます。また、冷めてもおいしく、弁当やおにぎりとしても食べられています。「ごはん」の食べ方は、日本が世界に誇る魅力的な食のスタイルです。
Packaged steamed riceパックごはん
高品質な日本産米を日本の清らかな水から炊き上げた美味しいごはん。それを一膳ごとに無菌状態でパッケージングすれば「パックごはん」の出来上がり。電子レンジに対応した容器で、ほんの2〜3分温めるだけで、ホカホカのおいしいごはんが目の前に。いつでも手間無く食べられる、魔法のような“パックごはん”は幸せな食卓をかなえてくれます。
SAKE米から生まれた奇跡の一滴
酒造りは、まず酒のための米、酒米をつくるところから始まります。収穫後、安全性を検査した後、異物や、色、形の悪いものを取り除いて精米。米を蒸し、米麹を造り、酵母を育み、段階的に仕込みを拡大しながら、時間をかけて発酵させます。日本の四季に合わせた緻密な温度管理、複雑な工程、杜氏の経験といった「JAPAN QUALITY」を積み重ねることで、精米から約60日から80日後に生まれる一滴。日本にしかない、丹精を込めて造り上げた “SAKE”です。
BEIKA米菓
日本の四季と、日本人の勤勉さから生み出される高品質の日本産米を使ったお菓子、”米菓”。蒸したうるち米を香ばしく焼き、しょう油や塩、砂糖、海苔などで風味豊かに仕上げた”せんべい”は、パリパリとした食感もユニーク。蒸したうるち米を焼いたり油でカリッと揚げて、旨味を際立たせた”おかき”や”あられ”は、かわいらしいサイズとバラエティ豊かな味付けで、舌だけでなく目も楽しませてくれます。”米菓”は、米を知り、米を楽しむ、日本人のソウルフードなのです。