一般社団法人
全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会
NEWS
2023.05.01

【農林水産省からのお知らせ】【輸出の際の参考情報】輸出された日本産農林水産物・食品の各国・地域における水際検査結果について

農林水産省輸出・国際局輸出支援課及び国際地域課から以下のとおり情報提供がありましたので共有いたします。

・・・・・(以下農林水産省からの案内文)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

農林水産省から、主な輸出先国・地域(以下「輸出先」といいます。)で最近公表された水際検査結果についてお知らせいたします。

昨今の日本産農林水産物・食品(以下「日本産食品」といいます。)の輸出の増加に伴い、輸出先の水際検査において残留農薬や食品添加物の基準不適合等を理由に通関できない事案が見られます。輸出先の安全規則に適合した食品を輸出することは最も重要な基本原則ですので、輸出の際は御注意くださいますようお願いいたします。

なお、家きん肉や食用殻つき卵等については、日本国内における高病原性鳥インフルエンザ発生のため一部輸出できない国・地域があります。詳細は動物検疫所のHPを御確認ください。

https://www.maff.go.jp/aqs/hou/exkakin3.html

1.中国(日本産食品の違反件数28件。海関総署2023年1月)

・日本産食品の違反件数は全162件中28件(参考:2022年12月は全156件中15件)で、国・地域別で違反件数が多かったのは上位からアメリカ(31件)、日本(28件)、香港(16件)。

・日本の違反28件のうち、26件は上海税関におけるもので、残り2件は大連税関。

・公表されている主な違反理由は、海苔やおつまみ等の「要求に従った証明書又は合格証明資料の未提出(23件)、調味料の「検査検疫許可の未所得」(3件)。

≪注意≫

・中国では、10都県(福島、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、長野、新潟)を経由したすべての食品・飼料等(新潟県産精米を除く)について、輸入停止措置が講じられています(10都県以外については農水省HPを参照)。 

https://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/pdf/sum_ch.pdf

・また、輸出時に必要な書類(産地証明書等)を添付せず輸出し、中国税関において輸入不可とされた事案も発生しています。

・2022年11月に施行された中華人民共和国海関通過貨物監督弁法の規定により、中国当局はトランジット貨物に対して、中国の輸入規制を適用している可能性があります。これにより、中国経由でモンゴルに輸出した製品が天津新港で差し止められる事例が発生したことがありますので、輸出の際には御注意ください。中国でのトランジットの可否については、事前に現地の輸入業者等を通じて中国税関に御確認ください。

(参考:農水省HP)

・輸出先当局による水際検査結果(輸出先当局のHPへのリンク)

https://www.maff.go.jp/j/yusyutu_kokusai/mizugiwa_kekka.html

・諸外国・地域への輸出に関する手続き・制度に関する情報

https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/e_process/index.html

・植物検疫:輸出に関する情報

https://www.maff.go.jp/pps/j/search/detail.html#yusyutu

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(お問合せ先)以下の農水省HPを御参照ください。
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/e_soudan/

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